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~レギュラークラスレース大会についてのお知らせ~
いつも博品館RACING PARKにてレース参戦していただき、誠にありがとうございます。
当サーキットはおかげさまで今月15周年を迎えます。
1/32スケールのサーキットとしてRACING PARKは15年となりますが当店でのスロットカーサーキットの歴史は実は古く、最初の導入はHOサイズでのサーキットの設置となりました。来日の度に当店を貸し切りにしてご来店下さったマイケル・ジャクソン氏も当サーキットで走行を楽しんでいただきました。当時のコースはその後「河口湖自動車博物館」にて展示されていました。
1/32コースを導入の際には、バン・プロジェクト伴野明氏、正之氏をはじめ東雲サーキットの尾崎社長から色々と教えていただきました。
レンタカーやマイカーでサーキットを走らせるだけでも十分面白いのですが、レースは独特の緊張感も有り、練習走行も含めて目標があるので「奥が深くて楽しい!」と私も田原も等々力、みなも、東雲で参戦させていただき、すっかりハマりました。そして導入の気持ちを更に強くし、必ず我々のサーキットでもレースを開催して「楽しいレース!」をお客様に知っていただこうと誓い合いました。
そんな経緯もあり、レース開催にあたり当サーキットの目標は「楽しいレース!」の実現でした。他のサーキットと違い、ピットが狭く、お子様が多い立地のため車の整備よりも「腕と運で勝負」のレース運営を心掛けました。
初心者のお客様でも気軽に参戦できるようにレギュレーションもなるべく簡潔にするよう考えました。私の個人的な考えではありますが、お客様の車を疑いの目でチェックする「車検」は絶対にやりたくありませんでした。「車検をやるくらいならレースをやらない」と田原に宣言していました。
色々な状況が複雑に重なり合い、現在は私たちが目標にしていた「楽しいレース!」の実現が困難な状況となってしまいました。「最近の博品館のレースはつまらない」と言われるまでになり、我々のレース運営方法に限界を感じており申し訳なく思っております。勝者に拍手が沸かないサーキットでのレースは継続すべきではないと最終的な判断をさせていただきました。
今後のRACING PARKの運営について、改めてしっかり考える時間をいただきたく、勝手ながらレース開催を暫くの間休止とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますこと、大変申し訳なくお詫び申し上げます。
伊藤博之